Siem Reap in Cambodia 2025.2

 2025年の冬(2月)にカンボジアのシェムリアップとベトナムのハノイ及びフーコック島に行ってきました。その前半のカンボジア編をご紹介致します。 目的は、あの世界遺産で有名なアンコールワットに代表されるアンコール遺跡群の写真撮影です。

1.旅 程

①日程:2/3~2/6
②主な滞在地:シェムリアップ
③フライト情報
 往路
 ・2/3 NRT(9:30)→HAN(13:40)@VN311
    HAN(15:15)→SAI(16:55)@VN837
 次路:
 ・2/6 SAI(17:55)→HAN(19:40)@VN836

2.ポ イ ン ト

・アンコール遺跡群・小回りコースサンセットツアー

 アンコール遺跡群の定番であるアンコールワット・プノンバケン・アンコールトム等を回るツアーで、プノンバケンでのサンセットを見るのが目玉となるツアーです。

アンコールトム(南大門)

バイオン寺院

バプーオン

ピミアナカス

像のテラス

タ・プローム寺院

アンコールワット

プノン・バケン寺院

 アンコールトムの南大門から始まり、プノンバケン寺院のサンセットで終わるルートで、無駄に行ったり来たりしない様に練り上げられたコースだと思います。

・アンコールトムの南大門
 アンコール・トムは約3キロメートル四方の城壁に囲まれており、幅100メートルの堀があります。 その城壁には南大門、北大門、西大門、死者の門、勝利の門の5つの城門があり、それぞれの門には観世音菩薩の彫刻が施されています。 その1つの入口となる南大門からのエントリーが一般的です。 このアンコールトムは、12世紀後半にジャヤーヴァルマン7世によって建設され、かつてのクメール王国の首都であったそうです。

・バイオン寺院
 バイオン寺院は、アンコールトムのほぼ中央に位置し、仏教とヒンドゥー教が融合した建築様式を持ち、特にその四面に彫られた巨大な観音菩薩の顔が特徴的です。

そしてバイオン寺院の壁画には、当時の生活や市場の様子、戦争の場面などが描かれており、非常に精緻な彫刻が施されています。

 また寺院の中央には高さ約43メートルの中央祠堂があり、50基近くの塔がその周囲に配置されています。 これらの塔には、観音菩薩の顔が彫られており、「クメールの微笑」として知られているとのことです。

 バイオン寺院は見所たっぷりで、見学の所要時間は1時間は必要です。

・バプーオン
 バプーオンは、11世紀中頃の1060年頃に、ヒンドゥー教の神シヴァに捧げられ、ウダヤーディチャヴァルマン2世の国家的寺院として築かれました。 またその構造は、3層からなる山岳型(ピラミッド型)で、バプーオン様式の原型とされています。 寺院は東西425メートル、南北125メートルの砂岩の周壁に囲まれており、中央には高さ34メートルの祠堂があります。

こちらがエントランスになりますが、このエントランスに向けて一直線上に渡り廊下の様な路がありました。

上に登ると周壁に沿って回る感じです。 暫く歩くと最上階に上がる階段が見えました。

最上階にも更にピラミッド風の祠堂がありましたが、こちらには上がることはできません。

こちらのバブーオンは、バイオン寺院に比べると小ぶりなので、所要時間としては、30分もあれば充分です。

・ピミアナカス
 ピミアナカスは、10世紀末から11世紀初頭にかけて、ラージェンドラヴァルマン2世とスーリヤヴァルマン1世の時代に建造されました。 また「天空の宮殿」とも呼ばれ、3層構造のピラミッド型を形成。 寺院の最上部にはかつて金色の尖塔があったとされていますが、私が行った時点では、エントリーすらできない状態でした。

・象のテラス
 象のテラスは、12世紀末にクメール王朝のジャヤヴァルマン7世によって建設され、王の閲兵式や公式行事の舞台として使用されました。
 そしてこの名前は、テラスの壁面に彫刻された象の彫像に由来しています。象のレリーフはテラスの東側の壁に沿って並び、その姿は王の行列や戦象の姿を描いています。
 また、ライオンやガルーダ(神鳥)の彫刻もあり、力強さと神聖さを表しています。そしてこのテラスの大きさは、全長約350メートル、幅約2.5メートルあり、中央にある階段が特徴的で、中央階段の上には象の彫像があり、まるでテラスの守護者のように見えます。

 当初ツアーの案内では、ライ王のテラスもコースにあったかと思いますが、時間も圧してたので行かなかったと思います。 (私の記憶に無いだけかも知れませんが) 

・タ プローム寺院
 タ・プローム寺院は、12世紀後半にアンコール王朝のジャヤヴァルマン7世によって建立されました。 ジャヤヴァルマン7世の母の菩提を弔うために建てられた仏教寺院で、後にヒンドゥー教寺院に改修されたとされています。 この寺院は、巨大なガジュマルの木々が遺跡を覆い尽くしていることで有名で、自然と歴史が共存する神秘的な雰囲気が漂っています。

 巨大なガジュマルが建築物と一体化していました。 ここは写真スポットで、人の映らない瞬間の写真を撮るのに苦労しました。

 アンコール・トムとは、時代も場所も異なり、少し離れた所にある為か、雰囲気が異なりました。 そしてここもまた、見所満載でした。

・アンコールワット
 アンコールワットは、12世紀にクメール王国のスールヤヴァルマン2世によって建設されました。 ヒンドゥー教の神ヴィシュヌに捧げられ、その後仏教寺院にもなった、世界最大級の宗教建築としても有名です。 何と言っても美しい彫刻や広大な敷地が特徴です。

 アンコールワットへのエントリーは、通常西側の表門ですが、タ・プローム寺院の後にランチをとったお店からの移動だったので、東側の裏門からエントリーしました。 寧ろ空いていて良かったです。

 一段上がって左に進むと壁一面に壁画が描かれていました。 

 この壁画を見ながら通路を迂回していくと、更に次の回廊に進む階段が見えました。 

 この階段を上がると最上階の第3回廊に繋がる階段があります。  この第3回廊は、最も高貴なエリアとされ、カンボジアの仏日には入場制限あり一般観光客は入れないことに加えて、脱帽して入る必要があります。 私が訪れた2/4の翌日はその仏日に当たり、明日だったら入れなかったことになります。

 実際上がって見ると素晴らしく、西側の正門に一直線上に通じる道も見えました。

 この第3回廊を後にして、西側の正門に向かいます。

 写真やYouTube等の動画でよく見るアンコールワットの外観です。 更に進むと逆さアンコールワットが見れるビューポイント。 

 サンライズツアーでは、この逆さアンコールワットは見れたのかは疑問です。 更にもう一箇所出口近くでビューポイントを見つけたので撮影。 期待していた絶好の写真が沢山撮れたので大満足です。

・プノン バケン寺院
 プノン・バケン寺院は、ヒンドゥー教の山岳寺院で、9世紀末から10世紀初頭にかけて、ヤショーヴァルマン1世によって建設されました。 この寺院は、アンコール遺跡群の中で最も高い場所にあり、アンコール遺跡群の中でも特に夕日のビューポイントとして有名です。

 期待以上のサンセットが撮影できて、こちらも大満足。 完全に日没するタイミングよりは、その少し前の方が鮮やかで良いです。

 アンコール遺跡群・小回りツアーには、今回のサンセットツアー以外にサンライズツアーも有名ですが、私は今回参加したサンセットツアーを推します。

・アンコール遺跡群・大回りコース

 こちらの大回りコースは、小回りコースと異なりマイナーなコースです。 その為、小回りコースの様にツアーは殆どありません。

プリアカン

ニャックポアン

タソム

東メボン

プレループ

 その為、私はトゥクトゥクで回るプチプライベートツアーを利用しました。 完全なプライベートでなく、予めコースは決められています。 その為、価格も安く団体ツアーと殆ど変わりません。

 そのトゥクトゥクでの観光の様子をシェア致します。 アンコールトムの南大門をトゥクトゥクで通過するシーンです。

・プリアカン
 プリアカンは「聖なる剣」を意味し、1191年にジャヤヴァルマン7世によって建立されました。 彼の父を弔うための菩提寺として建てられ、仏教寺院として機能していたそうです。

 この建屋は、東西南北にほぼ対照的に建てられているのが特徴的でした。  

 正にその中心部に電波塔の様な造形物があり、その東西南北に通路が一直線上に伸びているのです。 そしてそれぞれの出入り口は、よく似た形状の為、何処からエントリーしたかを覚えておかないと迷子になってしまいます。

 それなりに広いので所要時間は1時間程度かと思います。

・ニャックポアン
 ニャック・ポアンは、12世紀末にジャヤヴァルマン7世によって建立されました。 この遺跡は「絡み合う蛇」を意味し、中央祠堂の基壇部分に2匹の大蛇(ナーガ)が絡み合っていることからその名が付けられたとのことです。

 この池に囲まれた島の中にあります。 季節柄、花は咲いていませんが蓮だと思います。 一面蓮の花で覆われているのを想像すると、とても綺麗でしょうね!

 島の中にも池があり、その中央に中央祠堂がありました。 所要時間は30分程です。

・タソム
 タ・ソムは、12世紀末にジャヤヴァルマン7世によって建立されました。 彼の父であるダーラニンドラヴァルマン2世に捧げるために建てられた仏教寺院とのことです。

 こちらの寺院の特徴は、入口の石門から裏の出口まで、ほぼ一直線上に繋がっているろころでしょう。

 またガジュマルは上部が伐採されていましたが、タ・プローム寺院に繋がるところが感じられました。 同じ人物に寄って建てられたからでしょう! こちらも小振りでしたので、所要時間は30分程でしたが、見応えはありました。

・東メボン
 東メボンは、10世紀にラージェンドラヴァルマン2世によって建立されたヒンドゥー教寺院です。 この寺院は、シヴァ神と王の両親に捧げられたとのことです。

 時代が2世紀も古くなるので、建築様式も大きく異なります。 この寺院は、かなりコンパクトにまとまっていましたので、所要時間は10分程度です。 日差しもキツク遮る木々もありませんので、実際10分以上は厳しかったですね。

・プレループ
 プレ・ループは、961年にラージェンドラヴァルマン2世によって建立されたヒンドゥー教寺院です。 この寺院は、シヴァ神に捧げられたもので、アンコール王朝最後のれんが建築物とされているとのことです。

 

 東メボンと同じ人物が建立している為、よく似ていますが規模はかなり大きいです。 そしてこの階段はかなり急勾配で手摺も無い。

 

 一時は上がるのを止めるかとも思いましたが、上がって見ると甲斐あり。 それにしても、東メボンとよく似ていました。

 

 先程登ってきた階段ですが、かなり急勾配なので、こちらからは下りないようにとの記載あり??? 実はこの石段とは反対側に手摺付きの木製階段が設置されていました。 エントリーした所が、メインと異なった為、こちらの階段を見落としていました。 そしてこちらの所要時間は約40程です。 

 大回りコースは、如何だったでしょうか? 小回りコース程、メジャーではありませんが、来た甲斐はあったと思います。

3.お 勧 め

・アンコールワットのサンライズのみ参加

 アンコールワットのサンライズは、早朝5:30頃から現地にてスタンバイし7時頃まで粘り、季節によっては撮影場所を変える必要があります。 その為、サンライズツアーでは、時間的に厳しそうな気がしましたので、個人的にサンライズのみを見に行くことにしました。 最初にアンコールワットの背景が朝焼けるところとしては、逆さアンコールワットが見えたビューポイントが良く、多くの人が集まっています。 しかしアンコールワットの背後から太陽が上がるビュースポットは、乾季ではその反対側のポイントに移動する必要があります。 その2つのポイントを捉えた写真です。

 因みにこのサンライズだけの為にとった移動手段は、前日にトゥクトゥクで大回りコースを回っていただいた運転手と交渉して往復移動をお願いしました。 費用は10US$と仲介を挟まないので格安です。 是非おすすめ!

・Lady Khmer kitchen

 Google Map評価4.6のカンボジア料理店です。 Happy HourがAM9~12ですが、13時少し前の入店でもHappy Hourを適用していただけました。 オーダーしたのは、アモックとドラフトビール2杯ですが、何と3.5US$と超破格値! ボリュームたっぷりで、メッチャ美味しかったので、超おすすめです。

4.ホ テ ル

・Koulen Central Hotel

 シェムリアップの中心街より少し北部にある、数年前に出来た新しい4★ホテルです。 予約サイトのBooking.comでアップグレードしていただけた為か? 部屋は広くバルコニー、更には大きなバスタブもあって、とても寛げるホテルでした。

 ルームツアーとビュッフェ会場の様子をYouTube動画にアップしましたので、少しでも泊まってみたいなと思っていただければ嬉しいです。 朝食ビュッフェでは、その場で作っていただけるオムレツやフォーがおすすめです。

【1日目朝食】

【2日目朝食】

【3日目朝食】 

 1日目と2日目は、朝8時ピックアップのツアーがありましたので、その場で手作りオムレツとフォーはパスしましたが、最終日は既にサンライズ見学が終了している為、ゆっくりオムレツもフォーもいただきました。  

 因みにこのホテルのお値段ですが、3泊朝食付きで21,409円(7,136円/泊)とメッチャ安かったです。

5.そ の 他

・SAI空港について

 この空港は、2023年10月16日にオープンした空港なので、未だ1年半程度しか経っていません。 新しく綺麗で良いのですが、アンコール遺跡群へのアクセスの拠点となるシャムリアップの市街地からは、約50km程離れていることに加え、SAI空港の利用者がそれ程多く無い為、交通の便が少なく移動手段がポイントです。 

・空港⇆市内の移動手段について

①乗合送迎バス

②エアポートバス

 もしフライト時間が送迎営業時間内なら、Viatorが仲介している乗合送迎バスが便利で一番安価です。  空港⇆ホテルで送迎して貰えます。 フライト時間が合わない場合は、エアポートバスが安価です。 一見するとエアポートバスの方が安価な様に思われますが、市内のアンコール免税店前で下車しますので、そこからホテルまでは自腹での移動が必要です。 免税店前で斡旋している怪しいトゥクトゥクでさえ、1US$と言っていましたので総合すると乗合送迎バスが安価となります。

 私は往路が16:55着のフライトでしたので、最終17:30ではイミグレに要する時間を考慮すると厳しそうだったので、エアポートバスを利用。 復路は乗合送迎バスの営業時間内でしたので、乗合送迎バスを利用しました。 エアポートバスは、市内の免税店に到着する前に空港近辺の他の施設(学校等)を経由しますので、エアポートバスと言うよりは空港と市内を結ぶ公共バスと言った感じです。 

・入出国について

 カンボジアの入出国に於ける手続きは、日々刻々と変わっている様で、私の入国した2025年2月3日では、入出国カードはe-Arrivalと言うオンライン式に1本化されていました。
 そのデータと紐付いているのか? 査証にはスタンプでなくシールが貼られました。 そしてこのシールをその場で審査官が発行するのですが、それにかなりの時間が生じている様で、入出国には長蛇の列となっていました。
 私の入国時は、偶々ビジネスプライオリティで一番乗りでしたので、5分も掛かりませんでしたが、出国時は既に他の客がいた為、30分以上掛かりました。

 このことから、空港に着いてからアライバルビザを購入したり、e-Arrivalを忘れていて、その場で申請している間に、列は長くなり多大な時間を要する可能性が高いので、事前取得をおすすめします。 別のページに詳しくまとめていますので、詳しくは次のボタンをクリックして下さい。

・SAI空港のラウンジについて

Angkor Lounge

私の個人的感想です。
このラウンジは、プライオリティパスでも入れます。

アルコールは、バーカウンターでのみ提供され、スパークリングワインとビールは無料でした。 食事は美味しかったです。

6.詳 細(旅日記)

旅日記サイトはこちらへ →

7.問い合わせ 又は コメント

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