2024年の4月から約40日間、2回目の世界一周一人旅を行いました。 その第6国目のポルトガル・リスボンでの情報を共有させて頂きます。
①日程:5/5~5/7②主な滞在地:リスボン③フライト情報 往路 ・5/5 Campanha(6:32)→Oriente(9:22)@CP 次路: ・5/7 LIS(10:35)→MIA(14:45)@TAP ・MIA(17:16)→PTY(19:26)@CMP ・PTY(22:30)→UIO(00:32)@CMP
ここは聖書の翻訳者であった聖ヒエロニムス(ポルトガル語で「ジェロニモス」)を崇拝するヒエロニムス会の修道院で、歴代のポルトガル国王の霊廟としても利用されていました。 そして海外航路の探検を積極的に支援したアヴィス王朝のマヌエル1世(1469〜1521年)が、大航海時代の先駆け的存在であったエンリケ航海王子(1394〜1460年)、更にヴァスコ・ダ・ガマ(1469年頃〜1524年)の業績を称えるため、危険な航海に立ち向かう船乗りたちの精神的な支えになるように建造したとされる。 そして16世紀から建造が始まり、主要部分は完成していたものの、工事が完成したのは19世紀。中庭を囲む回廊は、ポルトガル独自で海や船、サンゴなどに関する装飾を施す「マヌエル様式」によって建造されました。 修道院内には、王家の霊廟の他に、インド航路を開拓したヴァスコ・ダ・ガマとポルトガルでも最高峰のの詩人であるルイス・デ・カモンイス(1524年頃〜1580年)の棺も置かれています。 またこの修道院は、リスボン港の入口にあり、石灰岩で築かれているため、外観は白亜の美しい建築物となっています。
因みにこの修道院へは、リスボアカードを持っていれば、特に整理券等を別途発券することなく入場できました。
正式名称は「サン・ヴィセンテの塔」で、サン・ヴィセンテはリスボンの守護聖人を示しています。 そしてこの5階建ての塔は、テージョ川河口に1515〜1521年に築かれました。 建設を命じたのはアヴィス王朝のマヌエル1世(1469〜1521年)で、インド航路を開拓したヴァスコ・ダ・ガマ(1469年頃〜1524年)の偉業を称えるために建造したものとのことです。 また建築の目的としては灯台ではありますが、要塞としての機能も持っていました。建築家フランシスコ・デ・アルダによって設計され、ポルトガルで流行したマヌエル様式ではあるものの、監視塔の屋根にはイスラム建築を取り入れたムデハル様式も見られます。
因みにこちらのベレンの塔は、リスボアカードを持っていても、QRコード付きの整理券を発券しないと、入館できないことと、更にその発券所は少し離れた所にあるので、注意が必要です。
そして前述したジェロニモス修道院とこのベレンの塔を合わせて、世界遺産に登録されています。 また共に月曜日が休館日になっている為、前日の日曜日に朝早くポルトを出発して、ここに遣って来た次第です。
記念碑は52メートルの高さのコンクリート製で、キャラベル船の船首の曲線に似ています。建築家コッティネッリ・テルモと彫刻家レオポルド・デ・アルメイダが、ポルトガルで開催された1940年の国際博覧会の象徴として制作したもので、独裁者アントニオ・サラザール時代の典型的な、過去のポルトガル栄光の時代へのロマン思想を表しているとみられているそうです。 但し、最初に作られた記念碑はもろい素材で制作されたため、現行のモノは、エンリケ航海王子没後500年の記念行事として1960年にコンクリートで再度制作されています。
こちらのモニュメントは、想像していた以上に大きく驚きました。 また屋上にも上がることができます。
因みにリスボアカードでこちらも入場可能です。 入口に入ると何処から来たのかと質問されたので、日本からと答えると、何か端末で”Japão”を選択し、その場でQRコード付きのチケットを渡してくれました。
かつて古代ローマ時代に要塞として建設されたのが起源とされるサン・ジョルジェ城。その後イスラム教徒、キリスト教徒など数百年の間に城の居住者は次々と変わり、14世紀から16世紀にかけては歴代ポルトガル王の王宮となったとのこと。 現在城内は公園となっており、リスボンの街を一望できます。更に、残存している城壁の上を歩くことができるのも魅力の一つ。
GoPro片手に城壁の上を歩いてみました。 所々、壁の高さが低く且つ狭い箇所があり、結構怖いところがありました。
少しでも、イメージが伝われば嬉しいです!
因みにリスボアカードでこちらも入場可能です。 更にチケットカンターに並ぶ列が分割されていて、リスボアカード専用の列があり、殆ど並ばなくて入場券を発券できました。
ジェローニモス修道院やサンジョルジェ城等の主要観光名所への入館の他、メトロやバス等が乗り放題になります。 私が訪れた時には値上がりしており、1日券で22€でした。 因みに、1日目の入館料(ジェロニモス修道院12€、ベレンの塔8€、発見のモニュメント5€) 2日目の入館料(サンジョルジェ城15€、リスボン大聖堂5€) メトロ、バス等の運賃2.3€/回 なので、充分元は取れます。
(注記) ポイントは、購入場所です。 (購入できる所が限られている為) リスボン空港から市街へ入る場合は、空港(到着口出て外のエリアに出る前)にリスボアカード専用のチケットカウンターがありますので、そこでの購入がお勧めです。 私の様にポルトからCP高速鉄道でリスボン市街に入る場合は、CP高速鉄道の終点”Santa Apolónia”駅にもチケットカンターがある様ですが、日曜日はクローズドされています。 丁度私の移動日が日曜日だった為、空港まで行って購入しました。
サンタ・ルジア教会のパノラマビューポイントからアウグスト・ローザ通りをリスボン大聖堂経由してコメルシオ広場へ散歩するのがおすすめです!リスボンの良い街並が楽しめました。 但し、観光客を狙ったスリがいますので、注意が必要です。 私もスリに遭遇しました。 幸いなことに、未遂に終わり助かりましたが!
メトロ駅から徒歩2分の位置にある4★ホテルです。
近くにショッピングモールやスーパー等もあって、とても便利です!
到着時間が早過ぎた為、アーリーチェックインを事前にお願いしていたところ、最上階のプチ・スイートルームが空いていたので、アップグレードしてくれました。 メッチャラッキーでした。
書斎兼リビングと寝室が別で、更にバルコニーまであったのが驚き!更に大きめのバスタブは、疲れを癒してくれました。
一方、朝食は、至って普通。
因みに宿泊料は、2泊(朝食有)で、40,200円でした。 スウィートルームで且つ円安を考慮するとかなり格安ですね!
リスボン空港は、乗継を含めると3回利用しました。 この空港には2つのターミナルがあり、T2はLCCのみなので関係無かったですが、T1→T2には乗継はできず、一旦、入国審査を通過後、荷物を受け取り、税関を通過し、T1からT2までバスに乗り、荷物を預け直し、セキュリティを通過後、入国審査を通過しなければならない様です。
Tap PREMIUM LOUNGE
私の個人的感想です。
ビジネスクラスの機内食があったので、エッグタルト程度しか頂いていませんが、充分美味しかったです。 アルコールは充分頂きましたが。
LOUNGE ANA
航空便がTapAirだったこともあり、当初入れて貰えなかったので、プライオリティパスを使って入りました。
Tap Airのラウンジに比べて、余りにも内容が貧弱だったので、ペットボトルのお水だけ頂いて、直ぐにでました。