2024年の4月から約40日間、2回目の世界一周一人旅を行いました。 その第2国目のトルコ・カッパドキアでの情報を共有させて頂きます。
①日程:4/17~4/19②主な滞在地:カッパドキア(ギョレメ)③フライト情報 往路: ・4/17 IST(11:25)→NAV(12:45)@THY 復路 ・4/19 NAV(21:00)→IST(22:30)@THY 次路: ・4/20 IST(1:40)→ATH(3:05)@THY
カッパドキアには、2つの有名な地下都市があります。 デリンクユ地下都市とカイマルク地下都市です。 これらの地下都市は、当初、貯蔵や食品庫として使うために作られたが、敵であるフリギア人の急襲から身を守るための地下トンネルとして使われるようになり、更にビザンティン帝国時代に敵襲が増えると、保護や宗教的な目的で集落として使われたそうです。 私は、カイマルク地下都市を訪れました。
ウフララ村からセリメ村まで湾曲しながら続く、全長約18km、幅約200m、深さ約150mという雄大な谷は、この地にそびえたつハサン火山から流れ込んでいたメレンディス川によって削り取られて形成されました。 現在は小川となったメレンディス川は、生命の源となって谷底の豊かな緑を育んでいました。 その一部をハイキングしましたので、雰囲気をシェアできれば嬉しいです。
セリメ修道院は、アクサライから 28 km のウフララ渓谷の端にあるセリメにある素晴らしい岩窟修道院です。 セリメには、ヒッタイト、アッシリア、ペルシャ、ローマ、ビザンチン、ダニシュメント、セルジューク、オスマンの各文明があり、多くの主要な聖職者がそこで教育を受けたことも 、最も重要な側面の1つの様です。 また修道院は 8 世紀から 9 世紀に建てられたものですが、建物内のフレスコ画は 10 世紀後半から 11 世紀初頭のモノとのことです。
鳩の谷(Pigeon Valley)は、ウチヒサールからギョレメまでの約4キロメートルにわたる渓谷。 その名の通り、岩をくり抜いて造った無数のハト小屋が見られるユニークな場所で、カッパドキアの屈指の美しい景色を楽しめる観光スポットとして知られているところです。 カッパドキアでは、古くからブドウ栽培が広く行われており、現地の人々は、9世紀ごろから岩山を削って造ったハト小屋で鳩の飼育を始め、そのフンをブドウ畑の肥料として利用していたとのことです。また、その卵は、カッパドキアに多く残されている教会内部を彩るフレスコ画を描くための漆喰の材料としても使われたそうです。
流石に、ピジョンバレーと言われるだけあって、半端じゃない鳩がいました。 多量に飛び立つと、結構驚きますよ!
ギョレメ村からウチヒサルへ向かう途中、「エセンテぺ」と言われる場所にあるビューポイント。 ギョレメの全容に加え、ウチヒサル城も眺められます。
ギョレメとネヴシェヒルの中間にある町”ウチヒサル”。 ウチヒサルとはトルコ語で「尖った砦」を意味し、巨大な岩山を掘って造られた「ウチヒサル城塞」を中心に巨岩要塞の麓に町が広がっています。 カッパドキアの入口の一連の「要塞」のひとつでもあります。
因みに、この岩山の中に入ったのですが、入口に番人がいて、これは私の家なので、入るのに入場料を払えとのこと! 1€程度だったので、支払って入りました。
きのこのような(あるいは帽子を被ったような)形をした「妖精の煙突」と呼ばれる奇岩群が並ぶ観光スポットです。 この岩に妖精が住んでいるという言い伝えからその名が付けられたとのこと。 しかし、実際にこのきのこ岩に住んでいたのは、ビザンチン時代のキリスト教の修道士であった聖シメオン。 彼は、奇岩の内部をくり抜いて空間を作って隠れ住み、人知れず信仰を深めていたため、現地では「修道士の谷(Monks Valley)」という愛称でも呼ばれている様です。
ゼルベの谷にある野外博物館。 9世紀から13世紀頃に、ペルシア人やアラブ人から逃れたキリスト教徒たちが岩山を掘り抜いて住居、教会、修道院などを造った。1950年代まで人が住んでいたが、現在は2キロメートル離れた新しい村に移住。 1967年に野外博物館として公開された。
こちらは、ウラフラ渓谷に勝るとも劣らないハイキングコースと言っても過言でない、見所たっぷりの野外博物館だと思いました。 但し、動画撮影はNGとのことで、写真でお伝えできれば嬉しいです。
ギョレメとネヴシェヒルをつなぐ道とギョレメとウチヒサルをつなぐ道を結ぶ渓谷で、長さ4900mのハイキングコースになっている様です。
ハイキングできる程の時間が無かったので、ビューポイントから渓谷を見下ろしました。 ギョレメからも近いので、もう1日滞在出来れば、ハイキングコースとして選んでいたかと思います。
デヴレントバレーは、見る者の想像をかきたててくれる幻想的な光景から“イマジネーションの谷”、また周辺の土の色から“ピンクの谷”とも呼ばれています。 確かにラクダの形に見えます!
カッパドキアと言えば、熱気球! 私は乗るよりは、撮影派なので、最もよく撮影できるホテルを予約して、ホテルのバルコニーから撮ることを考えた。 エリアとしては、ギョレメ国立公園に対し南側の高台に位置するケーブホテルが、見晴らし良く熱気球を間近で見られるのだが、その分ホテル代も高額になるので、費用対効果を考慮して選定することをお勧めします。
宿泊したホテルのバルコニーから撮った作例を掲載しましたが、如何でしょうか? 少しでも撮影した際の感動が伝われば嬉しいです!
前項で紹介した各観光名所で、特に前半の5つはグリーンツアーの定番コースです。 こちらの各名所はそれぞれ距離が離れているのと、公共の交通機関が無い為、ツアー参加が良いかと思います。 後半の5つは、レッドツアーの定番コース。 こちらは、それぞれの名所の距離がそれ程離れていないので、レンタカーで周るのもありかと思いました。 オプショナルツアーでは、必ずお土産屋さんが観光コースになっていて、興味の無い場合、無駄な時間になりますので、優先順位を決めて選定されれば良いかと思います。
私は、グリーンツアー及びレッドツアーの2つに参加しました。 前者が各施設入館料・ランチ・ホテル送迎込みで8,599円。 後者も同条件で5,788円とリーズナブルな価格と思っています。 その時どのツアー会社に決めたか等を記載したブログ記事がありますので、参考にして頂ければ嬉しいです。(下記ボタンをクリック!)
・空港⇆ホテル送迎
ギョレメ地区の最寄り空港は、ネヴシェヒル・カッパドキア空港か? カイセリのエルキレット国際空港になります。 前車で約40km強、後車で約70km強の距離がありますので、かなりの距離です。 更に公共の交通機関はありませんので、タクシーやレンタカー等の移動が不可欠です。
私が利用したのは、Viatorが提供しているサービスで、空港送迎サービス(乗り合いバス)を利用しました。
因みに値段は、往復で2,879円でした。 ホテル玄関まで送迎してくれるので、お勧めです。
※下記ボタンをクリックすれば、この送迎サービスのサイトへ遷移できます。
YouTuberのHaru Dailyのはるちゃんやミキミキさんが紹介されていたホテルです。 私は、洞窟スウィートというチョットリッチな部屋を予約しました。
上階のプライベートバルコニー付きの部屋です。(赤枠の部屋で、緑枠がそのバルコニーです。) そのバルコニーからギョレメの街を見下ろせます。 因みに、おすすめ欄で掲載した熱気球のタイムラップスは、このプライベートバルコニーから撮影しました。
YouTube動画を利用して、私の宿泊した部屋とホテル内の敷地及びレストランの様子をシェアさせて頂きます。 少しでも宿泊先選定の役に立てば嬉しいです。
因みに宿泊料は、2泊(朝食有)で、55,753円でした。 こちらも、€払いだったので、この内容から考えて安いと思いませんか? 恐らく通常の2~3割程度安い価格で宿泊できていると思いますよ。